代替・統合医療 がんコンベンションに参加して
代替・統合医療 がんコンベンションに参加して
東京で2日、京都で1日、計3日間に渡って代替・統合医療がんコンベンションに参加してきました。
代替・統合医療がんコンベンションとは、がんの三大治療(抗がん剤、手術、放射線)だけでなく、様々なアプローチでガン治療を行っているドクターが集まり、その取り組みを知れる場所です。
私自身、新大阪にあるがん患者を統合的にサポートするeクリニックの鍼灸スタッフとして参加してきました。
eクリニックには、ガンを克服した人(5年以上経過した人のことをサバイバーといいます)が実際におられます。
サバイバーさんから直接、お話を聞ける場所がeクリニックの春秋のセミナーがあります。秋は2018年11月10日(土曜日)に開催いたします(別紙紹介)。
セミナーでは貴重なサバイバーさんのお話が聞けたり、eクリニックスタッフドクターからは、三大治療だけではないガン治療の方法を学んできています。
日本では、2人に1人がガンとなり、内3人に1人ががんで亡くなると言われています。
なんか怖く感じますが、ガンになったとしても6割強の方が元気に生活されています。
その中に入る術が、eクリニックや今回のガンコンベンションに参加して見えてきました。それは【思考】【食事】【行動】です。
思考について
プラス思考が良いと言われていますが、感謝できる思考。日常のちょっとしたことに幸せを感じる思考です。サバイバーさんと話していてこれがポイントのように感じています。日常生活の怒りや不安、後悔、怖れなどが精神的ストレスとなり交感神経を活発にしている状態です。ガンが良くなった人や治った人は、これらのストレスを受けていたけども、それ以上に今の現状に「感謝」できることを見つけて来た人たちだなと思いました。そう、幸せを感じとり感謝する思考です。
食事について
ガンになると糖分を摂取しないという考えがスタンダードになりつつあります。つまり、がん細胞は糖分が好きだという事です。糖分とは、砂糖だけでなく炭水化物(お米、小麦)も含まれます。がんコンベンションにて症例報告の一つに、生存率が低い悪性リンパ腫と診断された17歳男子高校生の話がありました。この子は、病院で出てくるごはん(白米)には一切手を付けず、おかずだけを食べ、病院側に見つからないように必要な栄養をサプリメントで補ったそうです。すると抗がん剤の副作用もなく、今では腫瘍マーカーの数値も安定しているという報告がありました。eクリニックスタッフドクターの田中一先生は「砂糖はドラックです」ということを言います。甘い物はついつい手に取ってしまいますが、がん細胞の成長を助けていると考えると、健康なうちからも口に入れるものに気を付けて過ごしたいものです。現代の食事では、どうしても野菜から栄養を摂取するというのは難しいとも言われていました。それを補うのにマルチビタミンやオメガ3のサプリ、MCTオイルをうまく取り入れることが大切です。食事については、詳しく知りたい方はe-クリニックにて学ぶのも一つの方法です。
行動について
行動といっても幅が広いのですが、運動や呼吸、入浴、ツボ刺激などのことで、血の巡りが良くなり心身ともにリラックスできる状態に持っていく行動をとるということです。具体的には、お風呂には毎日つかる、ふくらはぎマッサージを行う、温熱器やお灸をする、呼吸を意識する(ヨガや気功)、ツボ刺激を行う(手当て)、筋トレをする、野菜中心の食事をする、足りない栄養はサプリメントで補う、サバイバーさんと交流する、見識の広い考え方を持つ医師と接する(eクリニックの先生方に会って話を聞いてみる)など。これらのことは自分自身で行動を起こさないとできないことばかりです。お医者さんに任せておいたら大丈夫!薬さえ飲んでいたら大丈夫!と考えずご自身で行動をする。特にガン細胞と戦うためには任せっきりではなくセルフ治療が必須だという事をサバイバーさんたちと話をしていて気づかされます。これまでの行動が今の状態を作ったという事を認識し、行動を変えていく自助努力が必要だとういう事です。
最後に、ちまたには多くの情報が溢れています。
何を選択したらよいのか迷った時には医療のグーグル版サイト「PubMed パブメド」で検索をしてみると良いと岡本裕先生(eクリニックドクター)はおっしゃいます。そこに掲載していれば、OKという指標となりますので、ぜひ迷った時は活用してみてください。